レンコンについて
備中種の蓮根
実はレンコンには種類があります。タナカレンコンのレンコンは「備中種」と呼ばれるものです。
これとは別に、スーパーなどで見かける「だるま」という種類があります。短くコロコロとしているものです。
備中種のレンコンは、昔からだるまに比べて高値が付きます。その理由は、大きくわけると2つ。
1.味が濃く、食感が良い
備中種のレンコンには甘みがあり、シャキシャキとしています。
2.収穫が大変
だるまが生育するのは、地下20cm~30cm。私達の畑の備中種は40cm~60cmです。
ですから、収穫はかなりハードです。現在は、品種改良されて育てやすく、味も良いレンコンがあるようですが、私達は備中種のレンコンしか育てる気がありません。
「だって、じーちゃんが残してくれたものだから」
じーちゃんが残した蓮根の種
タナカレンコンのルーツは、九州の北側に位置する大分県の大分市。
40年間レンコンを全国に送り続けた、祖父・藤内進。
その祖父が残したレンコンを2011年に、大分県杵築市に移しました。
荒れ地の開墾から始まったタナカレンコン。2015年にようやく、出荷体制が整いました。